天皇の代替わりに伴う11月の皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」で神々に供える米を作る「斎田(さいでん)」が13日、栃木県と京都府に設けられることが決まった。その方法は、亀の甲羅を焼く「亀卜(きぼく)」という占い。だが、宮内庁は詳細を明かさず、実態はベールに包まれたままだ。
13日午前、皇居・宮中三殿の神殿前庭に設けられた「斎舎(さいしゃ)」に、古式装束に身を包んだ一団が入っていった。宮中祭祀(さいし)を担う掌典職(しょうてんしょく)だ。すぐに幕が下ろされ、宮内庁幹部らも外で待った。和琴(わごん)の音色と神楽歌を歌う声が聞こえ、40分ほどで終了したという。
斎舎の中で行われたのが「斎…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る
2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]