秋田)QRコード決済、県内でもじわり 商店街で広がり

有料記事

神野勇人
[PR]

 現金を使わずにスマートフォンなどで決済する「キャッシュレス」化の流れが、秋田県内の事業者の間で広がりをみせている。今年10月の消費増税時の「商機」をつかもうとする狙いから外国人観光客への対応まで、理由はさまざま。ただ、消費者への浸透はまだ途上だ。

 秋田市中心部の通町商店街のめがね店の加茂谷福聡(としあき)社長(42)は今年1月、ヤフーなどの合弁会社「ペイペイ」の決済サービスを導入した。

 店側の初期負担はなく、クレジットカードのような手数料も今はかからないという。ペイペイの営業担当者から話を聞き、加茂谷社長は実感した。「利便性は高い。お客さんを逃してはいけない」。導入を決めると、花屋や本屋など近隣商店主も続々と契約した。

 国は消費増税対策として9カ…

この記事は有料記事です。残り731文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら