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　和歌山市の小学５年生が毎年、大阪の新聞各社を訪ねる「連合社会見学」が今年も１０日から始まった。この日は、引率教員を含め、朝日新聞大阪本社（大阪市北区）には四箇郷北小の６２人、大阪工場（同市福島区）には和佐小の７４人がそれぞれ来訪した。

　中之島フェスティバルタワー９～１３階の大阪本社では、国内外のニュースが集まる編集局を中心に、新聞づくりの緊張感が間近に伝わってくる現場を見て歩いた。四箇郷北小の増田怜恩（れおん）君は「普段読んでいる新聞が多くの人でつくられていることがよくわかった」と話していた。

　朝日新聞社には６月下旬までに本社・工場あわせ計２８校が見学する予定だ。

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