巨大網投下で「鯛だらけ」 ユーチューバーが漁師に挑戦

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大野博
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 釣り好きの皆さん、漁師になりませんか――。佐賀県や漁協などでつくる「県漁業就業者支援協議会」は、人気の釣り系ユーチューバーが漁を体験する動画でのPRを始めた。3~4月に計6本が順次配信され、視聴回数は今月9日現在で計97万回に達している。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」に、1本あたり15分前後でアップされている。タイトルは「超大胆!!船から20本針の250m仕掛けをトローリング!?」(https://www.youtube.com/watch?v=HFhyUeBXczA別ウインドウで開きます)「【鯛だらけ】『1000mの巨大網』を海に投下してみたら…」(https://www.youtube.com/watch?v=mXAdQzUb3KY別ウインドウで開きます)など。

 漁師を目指す研修生と漁船に乗り込み、玄海町沖の玄界灘で丸々と太ったブリを釣り上げるシーンや、トラフグの養殖作業を体験する様子などが収められている。漁だけでなく、トラフグを薄造りやみそ汁、唐揚げに調理する映像などもあり、盛りだくさん。佐賀弁丸出しの掛け合いもユニークで、都会の視聴者の間で話題になっているそうだ。

 協議会が、鹿島市を拠点に活動するユーチューバーグループ「釣りいろは」に作成を依頼した。様々な釣りの動画を配信している「釣りいろは」(https://www.youtube.com/user/kashimacitycom/featured別ウインドウで開きます)は、ユーチューブでのチャンネル登録者数が40万人を超す。

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