三重)平成元年に埋めたタイムカプセル、令和元年に開封

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大津正一
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 三重県菰野町の御在所岳山頂で9日、平成元年に埋められたタイムカプセルが掘り起こされた。元々30年後に開封する計画だっが、偶然改元のタイミングと重なった。当時の小学生の作文や寄せ書き、新聞記事など508点が出てきた。

 カプセルは御在所ロープウエイが1989(平成元)年、開通30周年の記念事業として山頂の広場に埋めた。開通60周年の今年に掘り起こす予定だったが、新時代「令和」の幕開けと偶然重なった。

 掘り起こしには、ロープウエイ社員と、OB約20人が参加し、約60人の一般の人が見守った。掘り出されたのは、直径約60センチの銀色のカプセル。中身を確認すると、当時の小学6年生が書いた作文423通のほか、御在所岳のペナント、たばこ10箱、ロープウエイの女性社員の制服などが出てきた。保存状態は良く、ほとんど色あせていなかった。

 小学生の作文は「私の30年…

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