「数は力」の小沢氏、枝野立憲を振り向かせるか 参院選

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河合達郎 寺本大蔵
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 眠気を避けるため、仕事を終えるまでは夕食はとらない。5月に喜寿を迎える自由党小沢一郎代表(当時)は、その夜も自らの習慣に従った。

 4月25日夜。東京・永田町にある国民民主党本部では、国民の所属国会議員が集まり自由との合流をめぐって議論を続けていた。

 この日、国民は自由との合流を正式に決めるはずだった。しかし午後6時半に始まった議論は深夜になっても終わらない。

 小沢氏は空腹のまま、国会議員会館の自室で待った。決着すれば、ただちに国民の玉木雄一郎代表との共同会見に臨む運びだったからだ。「連絡するから待っておけと言うからなあ」

 翌26日午前1時半になって…

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