香川)色彩と濃淡 現代日本画を堪能 せとうち美術館

有料記事

福井万穂
[PR]

 瀬戸内国際芸術祭の開催に合わせ、時代に先駆ける現代日本画家2人の作品展「植物の力」が、香川県坂出市の県立東山魁夷せとうち美術館で開かれている。鮮やかな色彩と、モノクロの対照的な作風を一度に楽しめる。6月2日まで。

 岩田壮平さんと浅見貴子さんの作品計22点を展示。現代日本画の登竜門とされる「東山魁夷記念日経日本画大賞展」で、岩田さんは2015年、浅見さんは18年にそれぞれ大賞に輝いた。

 岩田さんは幼い頃から草花を好み、華道を長く学んできた。画面いっぱいに咲く花々は、江戸時代に琳派が用いた「たらし込み」という技法で描かれている。

 浅見さんは、地元・秩父(埼…

この記事は有料記事です。残り124文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら