眞鍋かをりさんが考える子育て「体罰の意味のなさ実感」

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聞き手・中村靖三郎
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キミとどたばた 眞鍋かをりさん

 子どもは今、3歳半。最近は怒ると、おもちゃのスプレーを手に「お目々に入れ!」と言いながらプシュプシュやって反抗してくるんですよ。予想外のことが起こるから、毎日おもしろい。

 今はそう言えますが、最初の数カ月は本当に大変でした。「この命を自分の手で守らなきゃ」「自分のミスでケガさせたら……」と、必死でした。今思うと、「なんでもっと力をぬかなかったんだろう」と思います。「完全母乳」にとらわれ、産後の入院中、病院から「休んでください」と言われても、「おっぱいが出るようにならないと」と、5日間ほぼ徹夜でした。

 家に帰ってからも、頻回授乳は続けました。人手はあったのに、どうしても母乳にこだわってしまって、寝不足で体も心も追い込まれてしまいました。母乳かミルクかをめぐる論争があることを当時は知らず、最初に触れたネット情報をうのみにしてしまったんです。

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 当時は育児書もたくさん読み…

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