マドゥロ大統領、軍視察「戦いの時が来た」 ベネズエラ

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パナマ市=岡田玄
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 政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領は2日、軍を視察して「戦いの時が来た」と述べ、米国や野党勢力に対し結束するよう求めた。軍の一部が野党とともに決起しているため、引き締めをはかって離反を防ぐ狙いとみられる。

 マドゥロ氏は2日午前5時ごろ、首都カラカスの軍事基地で「ワシントンに魂を売り渡した裏切り者たちを打ち倒し、国軍を世界に見せつけよう」と語り、約4500人の軍人とカラカス市内を行進した。その様子はインターネットで中継された。

 一方、カラカスの裁判所は同日、自宅軟禁から逃れて反政権の決起を呼びかけた有力野党指導者のレオポルド・ロペス氏を逮捕するよう命じた。

 ロペス氏は、4月30日から…

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