将棋の藤井七段、令和初の公式戦で勝利 王将戦一次予選

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佐藤圭司
【動画】将棋の藤井聡太七段、令和初対局で勝利=佐藤圭司撮影
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 高校2年生の最年少将棋棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が9日、大阪市福島区関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社主催)の一次予選で、北浜健介八段(43)に96手で勝った。藤井七段にとって令和初の公式戦で、勝利を挙げた。

 対局は午前10時に始まり、午後5時36分に終局した。終局後、勝った藤井七段は「羽生(はぶ)(善治(よしはる)九段)先生は平成の時代に、ずっと常に第一線で活躍されてきた。羽生先生のようにというのは当然、非常に難しいですけれど、(令和の時代に)自分もこれから実力をつけて、新しい時代に長く活躍できるようにしたいと思います」「連休中は、いつもより時間がとれるということはあるので、普段以上に将棋に取り組めたかな、とは思います」と話した。敗れた北浜八段は「(過去2回の対戦は)ほとんど勝負どころが無く、負けてしまった。今日は、それよりは少し内容は良かったのかなと思います。(藤井七段が)強いという印象は前の時と一緒です」と話した。

 日本将棋連盟によると、藤井…

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