丸み帯びたボディーにメロメロ 秘境の旅に訪日客続々

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鈴木智之
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 徳島県三好市の山奥でノスタルジックなボンネットバスが外国人らを楽しませている。秘境を巡る、四国交通の定期観光バスだ。

 平家の落人が隠れ住んだと伝わる徳島県三好市の秘境、祖谷渓(いやけい)。険しいがけにへばりつくようにボンネットバスが走る。前面の窓の下が突き出し、丸みを帯びたボディー。半世紀前の1966年製だ。

 「ハンドルが重くて難しい」と言いながら、運転士の古泉弘之さん(53)は大きなハンドルを巧みに操って、右へ左へとずんずん進んでいった。

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 四国交通の定期観光バスだ…

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