岡山)旧閑谷学校で教えた論語 来年、ミュージカル上演

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雨宮徹
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 「日本最古の庶民の学校」とされる備前市特別史跡・旧閑谷(しずたに)学校。同校で教えられていた論語をテーマにした市民ミュージカルが制作されることになった。来年12月の上演を予定しており、市や「特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会」などが実行委員会を設立し、出演者を募集している。

 実行委が5月31日に記者会見して概要を説明した。閑谷学校が来年、創立350年を迎えるのを記念した事業で、タイトルは「閑谷の森の論語キッズ」。小学6年の児童7人が旧閑谷学校に隣接する施設で仲間との交流を通じ、儒教の祖・孔子の言行録である「論語」の教えを学び、成長していく姿を描く。上演時間は休憩を挟み約90分。

 脚本・演出・振り付けを担当するのは、元高校教諭で舞踊家の佐藤淑子さん=岡山市中区。オーディションで出演者40~50人を選び、練習を積ませたうえで舞台に上げる。スタッフは約50人で、旧閑谷学校のそばにある県立和気閑谷高校を卒業したプロの音楽家やダンサーらが指導を担う。

 佐藤さんは今年2月ごろから…

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