米、メキシコに最大25%関税 不法移民対策しなければ

有料記事

ワシントン=土佐茂生
[PR]

 トランプ米大統領は30日、国境を越える不法移民に対するメキシコの対策が不十分だとして、6月10日にメキシコからのすべての輸入品に5%の追加関税を課すことを表明した。メキシコが効果的な対策を行わなければ、最大25%まで引き上げるという。メキシコには日本の自動車メーカーの生産拠点が多数あるだけに、日本企業に大きな影響が及ぶ可能性がある。

 トランプ氏はこの日、ツイッターで「不法移民の問題が解決されるまで、関税は徐々に増える」と述べた。ホワイトハウスの声明では「米国の主権を侵害する何十万もの移民がメキシコを通り、米国に流入していくことをメキシコは許してはならない。メキシコが断固とした対応を取らなければ、深刻な代償を払うことになる」と牽制(けんせい)した。

 6月10日に5%が課せられ…

この記事は有料記事です。残り391文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら