憲法との整合性に腐心、政府が避けた2文字 退位の儀式

有料記事令和

二階堂友紀

 憲政史上初めて天皇陛下が退位した。政府は退位特例法の制定から儀式の実施まで、憲法との整合性に配慮してきた。今回の退位はあくまで一代限り。「終身在位」の原則は変えておらず、今後は退位を恒久制度にするかどうかが課題となる。

 30日午後5時からの退位礼正殿の儀は、約10分間の簡素なものだった。

 「今日をもち、天皇としての…

この記事は有料記事です。残り1872文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]