「被害最小限に」スリランカ、爆発を入り口で止めた男性

有料記事スリランカ爆破テロ

バティカロア
【動画】スリランカ東部バティカロアの教会を爆破したとみられる男の映像
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 スリランカの連続爆破テロ事件で、自爆犯とみられる男を制止して爆発に巻き込まれ、亡くなった男性がいた。その行動がなければ「もっと犠牲者が増えていた」と周辺の住民らは話し、死を悼んでいる。

 男性は地元の大工ラジュ・ラメシュさん(40)。最大都市コロンボから東へ約300キロ離れたバティカロアで21日朝に起きた、ザイオン教会での爆破テロで死亡した28人の一人だ。

 ガネーシャ・ティルクマラ牧師(48)によると、教会は当時、イースター(復活祭)で600人以上が詰めかけ、座れない人もいる過密状態。外にも約50人の子どもがいた。

 自爆犯とみられる、オレンジ色の服を着てリュックサックを背負った男がゆっくり教会に近づいてきたのは、礼拝が始まる直前。

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