平成の地で平成最後の「改元消印」 オリジナル版を準備

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山野拓郎
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 改元は、郵便物に押される消印の収集家にとっても一大イベントとなる。前回の改元時に、消印人気が沸騰した岐阜県関市(当時は武儀町)平成(へなり)地区では、平成最後となる30日、地元郵便局で臨時出張所を設ける。

 30日は、平成地区に近い「道の駅平成」で、地元の関郵便局が臨時出張所を設けて特別な小型印の消印を押す。「平成」の文字を大きくあしらったオリジナルの印だという。「平成への感謝を込めて企画した」と担当者は話す。

 前回の改元時、平成地区周辺の郵便局は、急きょ、平成の文字と特産のシイタケなどをあしらった消印の一種の「風景印」を作り、期待に応えた。

 「『平成の風景印を押して送り返してください』そんな依頼が、毎日たくさん届いた」。当時、地元の郵便局長だった美濃羽治樹さん(69)は振り返る。

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 全国各地でも「改元消印」が…

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