神経の難病、青みがかる視界 「ごはんも青」食欲落ち…

有料記事患者を生きる

後藤一也
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患者を生きる・食べる「色の区別つかない」(2)

 大阪府特別支援学校教員、谷口順子さん(44)は2014年5月、急にろれつが回らなくなり大阪市内の病院に入院した。入院3日後から視力が落ち始め、何も見えなくなった。

 様々な検査の末、ようやく病気がわかった。主治医の神吉(かんき)理枝さん(58)=現・西宮協立脳神経外科病院=は「多発性硬化症という神経の難病です」と告げた。

 電線がカバーで覆われている…

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