認知症カフェ、スタイル様々 基準緩めで手を挙げやすく

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加戸靖史
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 「認知症にやさしいまち」を目指し、大阪府堺市は、認知症の当事者や家族らが集える認知症カフェの認証や、専門知識を備えたサポーターの育成に力を入れている。

 堺市美原区の美原総合福祉会館。折り紙をする女性たちの笑い声が響いた。ほぼ毎週金曜に開かれる「堺ぬくもりカフェ」だ。集まった高齢者たちに、ボランティアが認知症予防につながる手作業を教えていた。

 市が2014年にモデルとして初めて同区でスタート。運営は区内で特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人が担い、地域のボランティアがスタッフとして働く。一時は認知症の人が働いていたこともある。

 スタッフの小笠原達雄さん(…

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