「勉強しろ」が一番ダメ 子どもを変える四つのきっかけ

有料記事

聞き手・小田切陽子
写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
[PR]

 「勉強しなさい!」 新学期が始まって1カ月。のーんびりテレビを見ている小6の娘の姿に不安になり、思わずのび太のママのように叱ってしまう日が増えている私です。どうすれば子どもは自分から勉強するのか。4月から始まった連載コラム「塾が教えない中学受験必笑法」の筆者、おおたとしまささんに聞きました。

 ――なぜ子どもは「勉強しなさい!」と言わないと勉強しないのでしょうか。

 まず、「勉強しろ」と言われたら、しないと思って下さい。親だって気が向かない時に「洗濯は終わったの」「仕事はできた?」と聞かれたら、反発しませんか? 人間とはそういうものです。

 それを踏まえた上で、それでもなんとかしたいと思うのなら、子どものやる気が出るきっかけとしては、以下の四つが考えられます。①勉強を始めるための「儀式」をつくる②やる気がある子の集団の中でやる気が「感染」する③「こうなりたい」と思えるあこがれの存在が見つかる④当たり前にできることを褒められる。

 ――①の「儀式」とは。

ここから続き

 脳科学では、やる気はやり始…

この記事は有料記事です。残り1707文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら