右も左もSUVだらけ 中国市場で大人気、そのわけは

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友田雄大
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 世界最大の新車市場の中国で、SUV(スポーツ用多目的車)人気が一向に衰えない。セダンやコンパクトカーが低迷する一方、近年はSUVの伸びが市場全体の伸びを牽引(けんいん)している。デザイン性の高さなどが若者を中心に受けている。

 中国・上海市で開かれている上海国際モーターショー。「中国で初めて売り出す電気自動車(EV)だ」。開幕日の16日、仏ルノーのブースで胸を張ったティエリー・ボロレCEO(最高経営責任者)とともに現れた中国向けのEVは、小型のSUVだった。

 ショーでは、右も左もSUV。トヨタ自動車が初めて披露した、2020年に中国で売り出す小型EVのSUV。日産自動車が現地の大衆向けブランド「ヴェヌーシア」から発表した3種の新型車のうち2車種はSUVだった。

 ホンダが発表した中国向けのEVもSUV。中国の地場メーカーには、SUVしか展示していないブランドもある。

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