相撲道に生涯捧げる決意の白鵬 決断を後押ししたものは

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竹園隆浩
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 横綱白鵬が引退後も角界に残り、相撲道に生涯を捧げる決意を固めた。17日、日本国籍取得の手続きを進めていることを認めた。法的に認められれば、白鵬は引退後には「親方」として年寄名跡を取得し、日本相撲協会で活動を続けることが出来ることになる。

外国籍だと親方になれず

 協会では、力士が引退する際に年寄名跡を取得出来なかった場合には、部屋の経営などに携わる親方にはなれない。条件は、実績と日本国籍。歴代最多42度の優勝がある白鵬は、実績は十分ながら、モンゴル国籍のままだと条件から外れるため、角界を去らねばならない形だった。

 以前の白鵬は日本国籍を持たないまま、大鵬、北の湖、貴乃花に続く「一代年寄」の授与を強く希望していた。だが、協会側は北の湖前理事長(元横綱)時代から、外国籍の年寄誕生には一貫して否定的だ。

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