選手の息づかい、ドラマ生む ゴールボールの魅力

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榊原一生
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 視覚に障害のある選手が鈴の入った球をゴールに向けて交互に投げ、得点を競うゴールボールは、第2次世界大戦で目が見えなくなった傷病軍人のリハビリとして欧州で考案されました。パラリンピックでは、1972年のハイデルベルク大会(当時は西ドイツ)で公開競技になり、76年のトロント大会(カナダ)で正式種目となりました。

 競技は1チーム3人全員がアイシェードをつけて、目隠しをした状態でプレーします。これは障害の程度による有利、不利をなくすためで、選手は試合中、審判の許可なくアイシェードに触れてはいけません。

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 コートの大きさはバレーボー…

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