大分)熊本地震3年 別府・由布院の被災旅館も再出発

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平塚学
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 大分県内の別府、由布両市で震度6弱を観測した熊本地震の本震から16日で3年を迎えた。温泉で知られる観光地では、被災した施設も少なくなかった。だがあきらめることなく、少しずつ復興への歩みを進めてきた人たちがいた。

 別府市の明礬(みょうばん)温泉にある「ゑびす屋旅館」は、今年1月にリニューアルオープンした。社長で女将の本田麻也さん(53)は「地震という神様の試練を、なんとか乗り越えられた3年間だった」と振り返る。

 本震には、立ち寄り湯の掃除を終えて自室に戻ってきたところで遭遇。宿泊客は無事だったが、旅館の本館は傾き、別館や立ち寄り湯の岩風呂には亀裂が入る被害があった。

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 それでも大型連休前には、別…

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