堺市長、2億3千万円超を記載漏れ 「私的流用ない」

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加戸靖史
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 大阪府堺市の竹山修身(おさみ)市長(68)は15日、2012~17年の関係3政治団体の政治資金収支報告書を再点検した結果、収入と支出を合わせて2億3484万円が記載漏れだったとする報告を市議会に提出した。3月時点では収支で計1億3574万円と報告しており、1億円近く増えた。

 提出後、竹山氏は報道陣に、「パーティーや後援会費の収入などが漏れていた」と釈明。会計実務を担当していた次女の「ミスだ」とした上で、「私的流用はなく、公務に関して恥ずべきところもない」と改めて辞職を否定した。

 今回の報告では、竹山氏の後援会が15~17年に開いた6回の政治資金パーティーで参加者数がいずれも3月の報告より多く、収入が計2679万円増額。1人年3千円の後援会費の経理にも誤りがあり、収入が248万円増えた。

 竹山氏によると、これらの収入はゆうちょ銀行の口座への払い込みで、次女が通知を適切に保管せず、収支報告書に計上していなかったという。

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 政治団体間の資金移動につい…

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