伊勢神宮で退位に向けた儀式に臨むため、三重県を17~19日に訪れる天皇陛下は46年前、同県四日市市にあった県の大気汚染研究施設を視察した。四大公害病の一つ「四日市ぜんそく」が広がっていた頃で、後日に三重を再訪した際、応対した担当者をひそかに招いて話を聞くなど、公害の状況に関心を寄せていた。
皇太子時代の1973年夏、両陛下は全国高校総体出席のため、4泊5日の日程で三重県を訪れた。最終日に視察したのが三重県公害センター(現・県保健環境研究所)だった。
ぜんそく患者らがコンビナー…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る
2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]