島根)ブラックホール初撮影 研究員の地元でも喜びの声

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市野塊
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 ブラックホールの撮影に初めて成功した、と10日夜に国際研究チームが発表した中で、国立天文台のチームの一員として日本での記者会見に臨んだ秦和弘(はだかずひろ)助教は松江市玉湯町の出身だった。地元のゆかりの人たちにも喜びが広がった。

 撮影には、世界で200人以上の研究者が参加。国立天文台は、世界6カ所の望遠鏡で撮影した画像のデータ処理の新手法を開発し、技術的な貢献をした。

 秦さんは松江南高校を卒業。名古屋大学総合研究大学院大学と進み、2014年から国立天文台で研究を続けている。会見で秦さんは「ブラックホールを撮りたくて大学院に入った。感無量です」と語っていた。

 秦さんと交流があり、県内各…

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