爆薬製造容疑の高校生、ウラン売買か 自宅で精製疑い

有料記事

[PR]

 高性能爆薬を製造、所持したとして火薬類取締法違反容疑で書類送検された東京都内の男子高校生(16)が、インターネットのオークションサイトでウランを無許可で売買していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。自宅で精製作業をしていたとみられ、警視庁原子炉等規制法違反の疑いでも調べている。

 捜査関係者によると、2017年11月、「ウラン99・9%」などと称する物質がオークションサイトに出品されていることを原子力規制庁が確認し、昨年1月に警視庁に通報した。警視庁が出品した男性や落札した購入者数人を特定し、物質を押収して鑑定したところ、天然ウランと劣化ウランだったことが判明した。

 男子高校生は数人いる落札者の一人で、自宅の家宅捜索で「ウラン精鉱(イエローケーキ)」が押収された。高校生はウラン鉱石からイエローケーキを精製。ネットオークションに出品し、無許可で販売していた疑いが持たれている。

 警視庁は一連の取引について…

この記事は有料記事です。残り275文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら