もうがっかりなんて言わせない 名所彩るイケメン博士像

有料記事

岡田匠
[PR]

 北海道の開拓の父・クラーク博士の像が道内に10体ほどあるという。あの名所にも2017年に設けられた。いったい、なぜ――。

 クラーク博士(1826~86)も、さぞお冠だろう。札幌のシンボル・時計台が観光名所の日本三大がっかりと揶揄(やゆ)されるなんて。確かにビルの谷間に埋もれているけど、そんなにがっかり?

 時計台の2階に上がると、金色に輝く博士像が威風堂々、ステージの長いすに腰掛けていた。正面を見つめ、左足を組み、左手は背もたれに。今にも諭してくれそうだ。「ビー・ジェントルマン(紳士たれ)」

 「えっ、ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ大志を抱け)でしょ。羊ケ丘の。きのう行ったばかり。でも時計台にクラーク像なんて一石二鳥だね」

 東京から友だちと来た徳永南さん(21)が像の隣に座り、写真に納まっていた。

この後、像が設置された背景を紹介します。会員限定のプレゼントもあります。

ここから続き

 像が置かれたのは2017年…

この記事は有料記事です。残り980文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら