衆院沖縄3区補選が告示 辺野古争点に一騎打ちの構図

2019統一地方選挙

 衆院沖縄3区の補欠選挙が9日に告示され、無所属新顔のジャーナリスト屋良(やら)朝博(ともひろ)氏(56)と、自民公認の新顔で、元沖縄北方相の島尻安伊子(あいこ)氏(54)が立候補を届け出た。他に立候補の動きはなく、一騎打ちの構図になりそうだ。21日に投開票される。

 選挙区内には、政府が米軍普天間飛行場宜野湾市)の移設工事を進める名護市辺野古が含まれる。選挙戦の最大の争点は辺野古移設の是非で、屋良氏は反対、島尻氏は容認の立場を明確にしている。

 補選は、玉城デニー氏が知事選に転じたことに伴うもの。屋良氏は、玉城氏の後継として自由党が擁立し、玉城氏を支える「オール沖縄」勢力が支援する。島尻氏は、公明党本部と日本維新の会県総支部の推薦を受ける。

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