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　新元号「令和」を祝う限定メニュー「めで鯛（たい）『令和』ご膳」が８日、高知県黒潮町の「カツオふれあいセンター黒潮一番館」（０８８０・５５・３６８０）に登場した。地元でとれたレンコダイ（キダイ）をふんだんに使い、今月いっぱい月・水・金曜に販売する。

　元号が「令和」と決まった時、「お祝いに定食を提供しよう」と同館のスタッフらが相談。結婚式や家を建てた時などの祝い事にはタイ料理が欠かせない土地柄で、門田米子さん（７７）は「タイめしやタイの姿造りがいいと決めました」。

　レンコダイは釣りや網でとれる。カツオ漁船の漁労長を長年つとめた浜中一好さん（８３）が得意の包丁さばきで約３０センチのレンコダイの姿造りを担当、スタッフの漁師の妻たちがタイめしやかき揚げを作った。「タイめしのおこげもおいしいですよ」と門田さん。あら汁と小鉢が付いて１３００円（税込み）。（笠原雅俊）