【動画】高知県警が採用志願者増へ動画でPR
警察官のお堅いイメージを払拭(ふっしょく)して採用志願者を増やそうと、高知県警がPR用の動画配信を始めた。作成したのはデザイン会社から転職した現職の警察官。予定を大幅に下回った昨年度の採用者数から改善を図ろうと、若者をターゲットにしたスタイリッシュな動画が完成した。
動画は4月8日から配信され、30秒と90秒の2種類。普段は見ることができない警察官の日常を見てもらおうと、パトカーの洗車や出勤前に制服に着替える様子も映した。男性警察官2人のパトロールの様子も撮影。テンポの良い音楽を使い、若者に興味を持ってもらえる工夫を凝らした。
作ったのは警務課採用係長の西森達也警部補(38)。短期大学を卒業してアパレルショップに就職。その後デザイン会社を設立し、自らポスターやチラシ制作を手がけた経歴を持つ。父親が警察官だった縁もあり、27歳で警察官に転職した。前職の経験を生かそうと、自ら動画制作を企画し、1カ月半の撮影期間で完成させた。「警察官のリアルな姿を撮影した。これまでの古い警察官のイメージを変えたい」と話す。
県警の昨年度の合格者数は7…
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