福島)磐梯吾妻スカイライン 大型連休も通行止め

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奥村輝 古源盛一
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 吾妻山の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)になり、全線通行止めとなる磐梯吾妻スカイラインについて、県はゴールデンウィーク(GW)も通行止めを続ける方針を決めた。1959年11月の開通以来初めて。再開が見通せず、地元からは観光への影響を懸念する声があがる。

 磐梯吾妻スカイラインは、福島市の高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28・7キロの観光道路。積雪のために冬季は閉鎖されるが、道路を除雪した後、例年は4月上旬に再開通している。

 しかし、昨年9月15日に吾妻山の噴火警戒レベルが2に引き上げられた。自治体や気象庁などでつくる協議会で決めた避難計画により、大穴火口から半径1・5キロが立ち入り禁止となり、スカイラインの一部も規制範囲に含まれる。県は今月1日、除雪作業に入れず準備が間に合わないとして、GWまでの再開通を断念した。

 吾妻山では07年12月から…

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