患者を生きる・食べる「痛風」(3)
最初の痛風の発作から2年ほどたった2017年1月、東京都港区の経営コンサルタント会社社長、佐々木義孝さん(45)は健康診断で「再検査」になった。食生活を見直し、運動を始めることにした。
血圧と尿酸値は「何とか薬で抑えている」状態だった。少し後ろめたい気持ちがあった。身長166センチで体重80キロ。近くの赤坂中央クリニックの院長、日高雄二さん(66)から「やせなさい」と言われていた。
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「一度やり始めると、とこと…
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連載患者を生きる
この連載の一覧を見る- 戸田政考(とだ・まさとし)朝日新聞記者
- 科学医療部記者。再生医療やゲノム編集などの基礎医学に面白さを感じ、現在は医療全般を取材。気候変動問題もライフワーク。フットサル年50回が目標。テンションとコレステロールは高め。