「不起訴不当」検察内から安堵の声も 公文書改ざん問題

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 学校法人森友学園大阪市)をめぐる一連の問題で、財務省幹部らを不起訴とした大阪地検特捜部の判断の一部に、検察審査会が待ったをかけた。決裁文書の改ざんを、「一般市民感覚からすると許されない」と、強く非難した。問題発覚から2年余り。地検は再捜査を迫られ、国会での追及も続く。

 「検察官においてさらなる捜査を尽くし、再考を要請する」

 大阪第一検察審査会が29日公表した議決書には、背任や有印公文書変造・同行使容疑などで告発された当時の財務省幹部や近畿財務局職員38人全員を不起訴にした大阪地検特捜部の捜査への不満がにじんだ。

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 近畿財務局職員らが大阪府豊…

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