誰のためのかわいい?自分を変えるとは「カワイイ私の作り方」(六多いくみ)

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松尾慈子
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漫画偏愛主義

 大事なことだから、上にもあるけど、もう一度タイトルを書こう。「カワイイ私の作り方」。「カワイイ」は、女性が恒久的に求められるべきことなのか? 私はこのタイトルを書店で見た時、その意味について考えこんだ。

 主人公の秋(みのり)27歳は、失業中のうえに長年つきあってきた彼氏にフラれて傷心のこじらせ女子。自意識過剰で不器用、服装は地味で化粧も必要最低限。でも物語の途中から気づいていく。「本当は私だってこんな自分が嫌だった」

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 同い年のキラキラ女子・春乃…

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