西武の新型特急「ラビュー」デビュー 丸い先頭部が特徴

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細沢礼輝
【動画】西武池袋駅を出発する新型特急001系「Laview(ラビュー)」=西武鉄道提供
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 西武池袋、秩父線に16日、約25年ぶりとなる新型特急「Laview(ラビュー)」がデビューした。球体のような先頭部や、シートの座面から荷だな近くまで広がる大きな窓(縦1・35メートル、横1・58メートル)が特徴だ。

 ラビューは西武鉄道にとって、1969年登場の初代「レッドアロー」から数えて3代目の特急車両。「風景に溶け込む」を掲げ、車体全体を柄のない銀一色で覆ったデザインで、伝統の赤いラインやレッドアローの名は引き継がなかった。

 この日午前7時から西武池袋駅東京都豊島区)で開かれた出発式で、同社の後藤高志会長は「『今までに見たことのない』がコンセプトだ」とあいさつ。西武秩父駅に向かう一番列車に乗り込んだ客たちは、ソファのようなシートの座り心地を楽しみながら、しきりに写真を撮っていた。

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