小学校で必修化の「プログラミング」 授業のぞいてみた

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前川浩之
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教育ひろば

 日常生活に欠かせないコンピューターを動かしている「プログラミング」が、来年4月から小学校で必修になり、算数などの授業に盛り込まれる。プログラムを使って指示し、機械を動かすという考え方を学ぶ。情報社会に生きる子どもたちに、論理的思考力や問題解決力をつけてもらうねらいがある。

 「すすむ」「くりかえす」など五つの指示を使ってパソコンの画面上のカメを動かし、図形を描く。愛知県豊川市立千両小学校で昨年12月、5年生14人がこんな授業を受けた。県内7校で実施したプログラミングの出前授業だ。

 講師は、工場自動化の産業用ロボットを作る会社「バイナス」(愛知県稲沢市)の伊藤滋啓さん(47)。児童のパソコン画面に、指示ボタンのクリックでカメが動き、跡が線になるソフトウェアを準備した。角度も入力でき、「みぎ」「ひだり」などの指示と組み合わせれば、様々な形が描ける。

 授業では三角屋根の家の形を…

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