山口)着物をリメイク 色鮮やかな日傘に 下松で作品展

有料記事

三沢敦
【動画】不用な着物を日傘にリメイクする武田たか代さん=三沢敦撮影
[PR]

 不用な着物の生地でつくった日傘の作品展「日傘・花傘・夢の傘」が山口県下松市の市駅南市民交流センター「きらぼし館」で開催中だ。周南市に住む武田たか代さん(75)が作った50点を展示している。作り始めたのは8年前。きっかけは自身の「終活」だった。

 広い窓から春の日差しが差し込む自宅の仕事場。着物を解き、アイロンをかけ、三角形に裁断した生地をミシンで丁寧に縫い合わせる。タンスに眠っていた不用の着物が日傘の布地へと姿を変えていく。

 その布地を竹の骨組みに張って押し広げると、色鮮やかな傘の花がパッと咲いた。「どう? きれいでしょう」。武田さんが満面の笑みを浮かべた。

 雑巾しか縫ったことのない…

この記事は有料記事です。残り438文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら