お下がりや古着、おしゃれに 札幌でファッションショー

有料記事未来へのものさし

遠藤美波
【動画】札幌で「エコ&リユース」テーマのファッションショー=遠藤美波撮影
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 洋服の「お下がり」や古着を活用し、お金をかけずに楽しむ冬のおしゃれを発信しようと、道内外の女性らが、札幌市中央区でファッションショーを開いた。テーマは「エコ&リユース」。一度使わなくなった服を再利用し、ものを大事に使っていこうという思いを込めた。キッズモデルはお下がり服、大人のモデルは古着に身を包み、華やかにランウェーを歩いた。

 主催したのは、雪国に住む女性に向けて創刊されたファッション誌「Swagger」の編集メンバー17人。「寒くてもおしゃれを諦めたくない」をテーマに昨年10月に創刊された。大半が雑誌編集の素人だったが、試行錯誤しながら作った雑誌は千部以上を売り上げ、ウェブでの販売分は完売した。読者への感謝を込めて、ファッションショーを開くことになった。

 誌面で使われた服や小物は、全てメンバーの私物だ。編集長の星野恵さん(37)は、子どもの防寒着の出費がかさむ雪国の家庭を助けようと、子どものお下がり服を持ち寄り地域で交換しあう「お下がり交換会」を開催する団体の代表も務める。お金をかけなくても工夫次第で楽しめる冬の服装を紹介しようと、ショーのテーマを「エコ&リユース」にしたという。

 ショーは19日にあり、お下…

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