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　北海道上川町の層雲峡温泉で、氷で作ったトンネルや建物を巡る「層雲峡温泉氷瀑（ひょうばく）まつり」が始まり、観光客でにぎわっている。

　冬には気温が零下まで落ち込み、寒風が吹きつける層雲峡の人気イベント。丸太で組んだ骨組みにひもを張り、会場脇を流れる石狩川からくみ上げた水を霧状に吹きかける。この作業を約２カ月続けることで、ひもについた水が徐々に大きな氷になり、トンネルや建物を形づくるという。

　会場には大小約３０基の構造物があり、トンネルの長さは約１１０メートル。海外から訪れた観光客らがライトアップされたトンネルの中で写真を撮るなどして、幻想的な景色を楽しんでいた。

　東京から２人で来た平賀祥司…