(時紀行:時の余話)0.1度差もわかる驚きの温度感覚

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大川洋輔
【動画】道後温泉本館に送るお湯の温度を0.1度刻みで調整する「汽缶士」の阪本修司さん
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 道後温泉を支える「汽缶士」の研ぎ澄まされた温度感覚に驚かされた。第2分湯場に勤務する5人の汽缶士のひとり、阪本修司さん(45)は「手を湯につければ、0・1度単位で温度がわかる」と言う。

 本館に湯を送る第2分湯場の地下には、熱い源泉が入ったタンクと、冷たい源泉が入ったタンクがある。汽缶士がこれらを混ぜ合わせ、「出荷温度」を0・1度刻みで調整する。

 阪本さんは「普通のお客さん…

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