熱く真面目な箱根のエース、急成長 マラソン初V

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角詠之 伊藤宏樹
【動画】服部勇馬、日本勢14年ぶりの優勝 福岡国際マラソン
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 箱根駅伝を沸かせたエースが、冬の福岡で開花した。2日に福岡市で開かれた福岡国際マラソンで、服部勇馬選手(25)が日本人として14年ぶりに優勝した。真面目でストイックに課題に向き合う姿を知る関係者は、待ちに待った結果を喜んだ。

 両手を上げてテープを切ると、トラックに入って手に握っていた白い帽子を高く放り上げた。「4回目のマラソン。いつも失速していたが、克服できたことがうれしい」。服部選手はゴール直後のインタビューで喜びを表した。

 新潟県十日町市出身。東洋大学では、箱根駅伝の2区で2年連続区間賞をとるなど、弟弾馬(はずま)選手と「服部兄弟」として注目を浴びた。2016年春に駅伝の強豪、トヨタ自動車へ入社。「会社として駅伝は外せないが、勇馬は最初からマラソンで結果を出したい思いが強かった」と、陸上長距離部の佐藤敏信監督(56)は振り返る。

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 ただ、けがもあり、思うよう…

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