和歌山)「いい夫妻」の日に恋の終着駅へ

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成田愛恵
【動画】南海電鉄の観光列車「めでたいでんしゃ」の「さち」と「かい」が結婚式=成田愛恵撮影
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 南海電鉄加太駅で「いい夫妻の日」の11月23日、観光列車「めでたいでんしゃ」の「さち」と「かい」が結婚式を挙げた。地元の小学生や鉄道ファンら約600人が集まり、新しい門出を祝った。

 ともに加太線を走る列車。「さち」は2016年4月に、「かい」は17年10月から運行を始めた。最初はただの仕事仲間だったが、「さち」が運行中に何度もすれちがう「かい」を意識するようになる。「さち」が、「めでたいでんしゃ」2番手のプレッシャーに悩む「かい」の相談に乗るうちにお互いに思いを寄せ、やがて「恋の終着駅」に到着した――という設定。

 挙式では、加太小学校の児童が地元の歌「加太の鯛(たい)」、西脇小学校の児童がこの日のためにつくった「さちとかい」を歌ってお祝い。祈禱(きとう)ののち、加太駅で待つ新郎「かい」の隣のホームに、通常運行する新婦「さち」が到着すると、「おめでとう」の声と拍手に包まれた。

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 結婚指輪をモチーフにしたヘ…

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