徳島)戦国武将三好長慶にちなむまつり 三好で武者行列

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福家司
【動画】武将や武士らに扮した人たちが「エイエイオー」と気勢を上げた=福家司撮影
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 三好市三野町生まれと伝えられる戦国武将、三好長慶(1522~64)にちなむ「三好長慶武者行列まつり」(朝日新聞徳島総局など後援)が4日、同町の三野体育館グラウンドで開かれた。長慶は一時、近畿一円を支配し、織田信長より前に「天下人」となったとされる。

 この日は秋晴れのもと、長慶の活躍の舞台となった大阪府大東、堺両市のほか香川、高知両県からの応援隊が参加。出陣式では、ホラ貝と陣太鼓が響くなか、よろいかぶとや陣羽織などをまとって武将や武士らに扮した約200人が「エイエイオー」と気勢を上げた。この後、行列はゆかりの芝生城跡など町内を練り歩いた。岡山市を中心とする備州岡山城鉄砲隊14人の「演武」披露もあった。

 実行委員会の鈴木茂幹会長(67)は「長慶は戦国の世で和やかな性格を持ち、『理世安民』を掲げ、現代でいえば民主主義の礎を実現した武将だったのでは。県内外の人たちの協力で、8回目の今回も盛大な行列ができた」と話していた。(福家司)

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