モミジの名所…でも「多すぎ」 紅葉シーズン後、伐採へ

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臼井昭仁
【動画】香嵐渓でモミジ間伐へ 愛知・豊田市=臼井昭仁撮影
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 紅葉の名所、愛知県豊田市足助町の香嵐渓(こうらんけい)で、市は紅葉シーズンが終わる12月にもモミジ(カエデ)の伐採を始める。調査で判明した樹勢の衰えと、原因となっている密集状態の解消が目的。香嵐渓の中心地、飯盛山北西側に植えられているモミジの4割を数年かけて伐採する。

 飯盛山とその周辺には11種約4千本のモミジがあると言われている。17世紀の江戸時代前期、香積(こうじゃく)寺の住職が境内や参道に植えたのが始まり。大正時代、地元住民が一斉に植えて、今の姿になった。昨年は11月だけで約40万人が訪れるなど紅葉の名所として知られるが、近年は「色づきが悪い」などの声が出ていた。

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