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　東山動植物園（名古屋市千種区）の「イケメンゴリラ」にまた会える――。新展示施設への引っ越しで、ゴリラなどが６月から見られなかったが、６日に公開が再開される。５日の報道向け内覧会で元気な姿を見せたシャバーニ。実はちょっとした「ハプニング」を経験したという。

　新居の展示施設「アフリカの森エリア」はこれまでの約２・５倍の広さ。シャバーニは高さ約６メートルの天井からぶらさがったロープを使い、体を回転させて遊んでいた。施設内には森の木に見立てた高さ約５メートルの鉄製タワーもある。環境に慣れるために約３カ月間訓練していたという。

　引っ越しは、最大震度６弱の大阪北部地震が起きた６月１８日の朝。動物園付近は震度２だったが、ゴリラは大騒ぎ。ふだんは寝転がってエサを食べているのに、せわしく駆け回ったり、きょろきょろしたり。

　ゴリラの担当飼育員、伊東英樹さん（４７）は「『揺れたぞ！　なんじゃこりゃ』という感じだったんでしょうね」と振り返る。ゴリラは繊細だという。

　何頭かのゴリラは徐々に落ち…