千葉)手作業から大型機械まで、稲刈りの変遷を伝える

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稲田博一
【動画】稲刈りの変遷を伝えるイベント=稲田博一撮影
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 鎌を使った手作業から、大型コンバインを使った収穫まで、稲刈りの変遷を学ぶイベントが1日、千葉県いすみ市岬町東小高で開かれた。都市と農村の交流活動を続けている「大多喜みらい塾」(上治信理事長)の主催。親子ら10人が参加した。

 専門家による稲についての説明の後、全員で田んぼへ。農業鶴岡和雄さん(71)の指導で、まず鎌を手に1列ずつ刈った。昭和20年代のスタイルで、刈った稲をわらで上手にくくるのが難しい。さらにしゃがんだ格好で作業するため、「こりゃ、腰が痛くなる」と悲鳴があがった。

 続いて昭和30年代にはやったバインダーと呼ばれる1列ずつ刈っていく機械を使った。「機械に引っ張られて案外、難しい」と参加者。最後は昭和40年代から現代まで続くコンバイン。自動車のように運転して田んぼの中を動き回ると、あっという間にもみになった。

 新米のおにぎりの昼食のほか…

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