ブラスバンドでヨホホホ(小原篤のアニマゲ丼)

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 いつぞやは歌舞伎になった「ONE PIECE」を見に行きましたが、今度は爆音ライブとパフォーマンスが融合した「ブラス・エンターテインメント」とやらになったというので「ワンピース音宴(おとうたげ)~イーストブルー編~」(東京・有楽町の東京国際フォーラムで9月2日まで)を見てきました。いやー、暑気払いにはうってつけ、スカッと楽しめる2時間でした。

 オープニング曲は「ウィーアー!」。海賊に扮したミュージシャンたちがドワッと登場、打楽器が響きわたり管楽器が咆哮(ほうこう)をあげ、ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミが舞台から客席を走り回って一気に盛り上げます。ミュージシャンは総勢30人弱で大半が米国出身。経歴を見ると日本でも人気のショー「ブラスト!」参加者が何人も。なるほど、ブラスト!にワンピのストーリーを乗っけたってワケですか。

 おなじみ「麦わらの一味」はルフィ役の松浦司さんら日本人キャストが演じますが、言葉は発さずダンスとパフォーマンスで見せます。これに、スクリーンに映したテレビアニメの映像とセリフを重ねるのですが、あまり舞台を邪魔しないようほんのさわりだけ。幼いルフィを助けてシャンクスが左腕を失う話をはじめ、サンジの旅立ち、ナミの解放、ゾロとミホークの対決など、どれも指折りの人気エピソードで、もうお客さんの脳内にしっかり刻まれてますからね。

 暴れ回るルフィたちの周りを…

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