愛知)日本一かけ対決 藤ノ花女子高日本拳法部の2人

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宮沢崇志
【動画】部員同士で高校日本一を競った藤ノ花女子高校日本拳法部の練習=宮沢崇志撮影
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 日本拳法(にっぽんけんぽう)は拳で突き、蹴り、投げ、時には関節技も繰り出す総合格闘技だ。その高校日本一を決める第63回全国高校日本拳法選手権大会女子個人の部決勝の舞台に、藤ノ花女子高校(愛知県豊橋市)の2人が立った。

 8月5日の静岡県武道館。塩谷佳美選手(3年)は、対する鈴木涼華選手(3年)を見た。「何度も対戦し、練習も積んできた。お互いタイミングはわかっている」。得意の組んで倒す展開に持ち込んだ。最後は倒してからの膝(ひざ)蹴りで優勝を決めた。

 2人は小学生の時に日本拳法を始めた。別の教室に所属していたが、大会のたびに対戦した。「ほとんど佳美が優勝だった」と鈴木選手は振り返る。2016年、共に強豪の藤ノ花女子高に入学した。

 同学年の部員で経験者は2人…

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