【動画】奈良県桜井市の山田寺跡。豪華な伽藍だったことが発掘調査で判明した=田中祐也撮影
飛鳥時代の幹線道「山田道」とされる道を、明日香村から桜井市方面に向かうと山田寺跡(特別史跡)の案内板が目に入る。
山田寺は蘇我氏の一族の蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ)が641年に創建したが、649年に中大兄皇子(なかのおおえのみこ、後の天智天皇)から謀反の疑いをかけられ、造営中の寺で自害した。
その後、建設が再開し、7世紀末に伽藍(がらん)が完成する。金堂や塔が並び、周囲を回廊が囲む豪華な伽藍だったと考えられている。
今はサッカー場ぐらいの広場…
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